フィアット・クライスラー世界販売、0.2%増の349万台 2017年1-9月

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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月24日、2017年1~9月の世界新車販売(出荷ベース)の結果を公表した。総販売台数は349万3000台。前年同期比は0.2%のプラスだった。

市場別実績は、北米が177万7000台にとどまり、前年同期比は8.5%減。市場シェアも11.7%と、0.7ポイント低下した。ダッジ『ダート』およびクライスラー『200』のモデル廃止の影響が出る。

南米は37万3000台を出荷し、前年同期比は14.7%のプラスと2桁の伸び率。ただし、市場シェアは12.4%と、0.3ポイント低下した。

アジア太平洋地域は、21万2000台を出荷。前年同期比は24.7%増と増えた。市場シェアは、0.1ポイント伸びて0.8%に。中国がジープブランドの好調により、牽引役を果たす。

欧州および中東、アフリカは、102万台を出荷。前年同期比は5.6%増だった。このうち、欧州乗用車市場では市場シェアを0.2ポイント伸ばし、6.8%を獲得。ジープ『コンパス』やアルファロメオ『ステルヴィオ』などのSUVが支持されている。

《森脇稔》

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