スバルでの完成検査の不適切事案、今日にも公表か

自動車 社会 行政
石井啓一国土交通相(27日・霞が関)
石井啓一国土交通相(27日・霞が関) 全 1 枚 拡大写真

無資格の検査員による完成検査が明らかになって以来、国土交通省は類似の事案がないか、国内自動車メーカーとインポーターに対して、今月30日を期限に報告を求めている。

スバルでも同様の不適切事案があったのではないかという報道について、石井啓一国土交通相は27日、次のように述べた。「報道は承知している。スバルからは法令の解釈について問い合わせがあったということは聞いている」。

無資格検査が事実であれば、日産に続き2社目となる。同省は各社の確認報告をとりまとめて公表する予定だ。スバル広報担当者は国交省への報告について「まだ報告は行っていない」とだけ回答した。

組立が終わった完成車は完成検査を実施することで、自動車検査場に車両を持ち込むことなく登録することができる。検査は各社が研修などで知識を有していることを認定した検査員が実施する場合だけ有効だが、同社群馬製作所(群馬県太田市)の検査員は、法令が要求する要件を満たしていなかった可能性があるという。ブルームバーグなど一部の報道は、今日にもスバルから詳細が発表される見込みであることを伝えている。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る