三菱電機とHEREが業務提携---自動運転向け高精度位置情報システムを相互活用

自動車 ビジネス 企業動向
東京都内での記者会見(10月27日)
東京都内での記者会見(10月27日) 全 2 枚 拡大写真

三菱電機は、オランダの地図会社HEREテクノロジーズと高精度位置情報サービスのグローバルでの利用拡大に向けて両社が持つ高精度位置情報ソリューションを相互活用するために提携することで合意した。27日、三菱電機とHEREが発表した。

今回の合意で三菱電機とHEREは、両社が培ってきた高精度地図、クラウド位置情報サービスと高精度測位技術を融合し、予防安全や自動運転の分野でユーザーが利用しやすい新たなサービスを共同で検討する。

具体的にはHEREが運用開始したクラウド位置情報サービス「オープン ロケーション プラットフォーム」と三菱電機が開発した高精度で自車位置を把握できる「高精度ロケータ」を組み合わせ、リアルタイムに高精度な位置を特定して事故発生時や渋滞発生時のスムーズな推奨レーン案内を実現する。

また、「高精度ロケータ」で取得する車の走行情報を高精度地図のメンテナンスに活用し、ユーザーが最新の高精度地図を容易に使えることを目指す。

さらに両社は、車載分野以外の様々な領域でユーザーが高精度位置情報サービスを利用しやすくなることを目指して協力していく構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る