神戸製鋼所の通期業績見通しで最終損益は未定、中間配当は見送り…品質データ改ざん

自動車 ビジネス 企業動向
神戸製鋼所ホームページ
神戸製鋼所ホームページ 全 1 枚 拡大写真

神戸製鋼所は、アルミ部材や鉄粉などの製品の品質データを改ざんしていた問題で、2018年3月期通期の業績見通しで、当期利益を「未定」とした。また、中間配当も見送る。

同社は不正行為を10月8日に発表したことから、2017年4~9月中間期の業績は影響しなかった。

通期業績見通しは、グループ会社での不正に関連してアルミ・銅セグメントでの品質管理適正化に伴う不良率増加によるコストアップや生産量減少、不適合品の在庫処分による業績の悪化影響を考慮するとともに、不正に伴う販売活動に与えるリスクについて織り込み、営業利益を前回予想から50億円、経常利益が50億円をそれぞれ下方修正した。

当期利益は350億円を予想していたが顧客への補償費用などを現時点で見通すことが困難なため「未定」とした。

一方、中間配当は1株当たり10円を予想していたが、無配とする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る