【東京モーターショー2017】大画面カーナビの新コンセプトモデルや独自HIMに注目…アルパイン

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アルパインブース(東京モーターショー2017)
アルパインブース(東京モーターショー2017) 全 18 枚 拡大写真

アルパインは「感動の移動時間・空間の提供」をテーマに「東京モーターショー2017」に出展した。ブースは大きく3つのゾーンに分かれており、その中心はリニューアルを果たした車種専用の大画面カーナビ。HMIの新提案や、プレミアムサウンドも体感できる。

アルパインは、車種専用大画面カーナビの先駆者。今もなお、大画面カーナビの分野で存在感を示している。特に「アルパインスタイル プレミアムスペース デザイン」と名付けられた最新型は、車種ごとにナビゲーションやリアビジョンを組み合わせ、さらにサウンドまでも最適化して車内空間をデザインするこだわりようだ。

会場ではこの最新型を前面に打ち出した展示。『アルファード/ヴェルファイア』をはじめ、『ノア/ヴォクシー/エスクァイア』などのダッシュボードが切り取り形で再現され、取り付け時のイメージが実感できるようになっている。イルミネーションを駆使した大型スイッチは高い操作性を実際に触れられる他、この新型に初めて採用した音声コントロール「ボイスタッチ」も体感できる。このボイスタッチは、周囲の騒音レベルが高い状態でも認識できていたのには驚かされた。クリアブラック ディスプレイによる高品質な画面も見逃せない。

また、2DINスペースに11型大画面カーナビをセットアップできる新コンセプトのモデルを参考出品。車種ごとにセットアップできるこれまでのコンセプトをそのままに、圧倒的迫力の大画面を幅広い車種に拡大した意欲作だ。造り込みの完成度はかなり高く、発売は間もなく行われる可能性がある。期待して待っていたい。

会場では、14年振りにフルモデルチェンジしたXスピーカーの音を、「アルパイン プレミアム サウンドシステム」として聴くことができるブースを用意。ブース内に入るとそこはアルパインサウンドの世界。アルパインの大画面カーナビとのマッチングを重視し、カーナビであっても極上のサウンドが楽しめるシステムとなっている。

アルパインが提案する「2030年のシームレスHMIの世界」をシアター形式で紹介するゾーンも用意された。2030年の人とクルマを繋ぐシームレスHMIの世界について、迫力のある映像演出を用いた4Dシアターにて体感できる。その他、創立50周年を迎えたアルパインが、かつて世に送り出したエポックメイキングな製品を展示。モトローラと合弁でカーオーディオに参入した時の製品など、興味深い製品群を見ることができる。

《会田肇》

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