ボディカラーの世界トレンド調査、ブルーが人気急上昇…米PPG

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米国に本拠を置くPPGは10月31日、自動車のボディカラーに関するトレンドとデータに関する調査の結果を発表した。

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PPGは、自動車などの工業製品のカラー予測において、豊富なノウハウを持つ。7カ国にいるカラースタイリスト20人と協力して、異文化間の色に関する動向を分析した。

調査結果によると、全世界ではブルーの人気が最も急上昇。その一方、アジア太平洋地域では、引き続きホワイトの人気が最も高いことが分かったという。

具体的には、アジア太平洋では、ホワイトが44%で最も人気。ブラックが15%、シルバーが10%で続く。ホワイトに対する人気は2016年の47%から3ポイント減少。しかし、調査対象国9か国のうち7か国で、ホワイトが最も人気に。

PPGの自動車カラースタイリング担当マネジャー、ジェーン・ハリントン氏は、「自動車のカラートレンドは複数業界の影響を受けているが、ファッションやインテリアと比べると、毎年大きく変わるのではなく、時間をかけてゆっくりと進化して変化する点が独特。ホワイト、ブラック、グレー、シルバーは相変わらず人気だが、さまざまな色調のブルーとブラウンの車を選択する人が確実に増えている」と述べている。

《森脇稔》

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