EVテスラ、過去最大の赤字を計上 第3四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
テスラ・モデル3
テスラ・モデル3 全 3 枚 拡大写真

米国のEVメーカー、テスラは11月1日、2017年第3四半期(7~9月)決算を開示した。

画像:テスラ モデル3

同社の発表によると、第3四半期の売上高は29億8467万ドル(約3400億円)。前年同期の22億9843万ドルに対して、30%増と伸びた。

一方、第3四半期の調整後の最終損益は、6億1937万ドル(約706億円)の赤字。前年同期の2188万ドルの黒字から、赤字に転落した。赤字額は、過去最大となる。

大幅な赤字を計上した主な要因は、新型コンパクトEVセダン、『モデル3』にある。米国の工場において、モデル3の生産に障害が発生。モデル3の生産台数が当初計画を大きく下回っていることが、赤字拡大の要因になった。

テスラモーターズは、「2018年第1四半期(1~3月)には、モデル3の生産を、週あたり5000台レベルへ引き上げる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  2. 「このまま出て欲しい」「かっこいい!」既成概念を壊す、次世代トヨタ『カローラ』の姿に注目集まる
  3. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  4. ゴードンマレーの新型スーパーカー『S1 LM』、新車オークション史上最高額で落札…約32億円
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る