フォルクスワーゲン(VW)はAR Experience「Tech Lab」を東京モーターショーで展開している。スマートフォンやタブレット端末のカメラを展示車両に向けると、AR=拡張現実のフィギュアが画面に現れる。
カタログ集めはモーターショーのお楽しみのひとつが、最近はダウンロードURLやそのQRコード配布が多くなり、荷物は軽くなった。資料がデジタル化されインターネット回線が普及すれば、カタログ資料以外のプレゼンテーションも可能だ。会場ならではのアトラクションともなる。
フォルクスワーゲンのスタッフが配布しているQRコードからアプリの「Tech Lab」をダウンロードし、スマートフォンやタブレット端末にインストールする。いっぽう展示車両の要所にARマーカーが貼付されていて、アプリのカメラをこれらにかざす。そうすると画面内に研究員のフィギュアが現れ、車の魅力や機能を紹介してくれる。
アプリケーションを「START」させると、研究員がシュタッとジャンプする演出がおかしい。また女性スタッフの腕にもQRコードが貼付されていて、こちらはSF映画のレプリカントみたいでエキゾチックだ。