【F1】フェリペ・マッサが母国GPを前に2017年シーズン限りでの引退を発表

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
フェリペ・マッサ
フェリペ・マッサ 全 7 枚 拡大写真

今年もウィリアムズからF1世界選手権に参戦しているフェリペ・マッサが現地時間の4日、今シーズン限りでの引退を発表した。

2002年にザウバーからF1デビューを果たし、2006年にはフェラーリへ移籍。そこから計11勝を挙げる活躍をみせた。2014年以降はウィリアムズに移籍し、当時不振にあえいでいたチームの復活に貢献。ポールポジションを獲得するレースもあったが、勝利にはなかなか結びつかず、2016年いっぱいで一度は引退を表明していた。

ところが、同年にチャンピオンとなったニコ・ロズベルグも急きょ引退を発表。これにより空席となったメルセデスに、バルテリ・ボッタスが移籍することになり、そこに空いてしまったウィリアムズのシートを埋める形でマッサが引退を撤回し、2017シーズンも戦うことになった。

母国のブラジルGPを来週に控えた11月4日、マッサは自身のSNSに動画を投稿し、「皆さんもご存知の通り、昨年いっぱいでF1を引退することを発表したが、ウィリアムズのリクエストにより、今年も走ることになった。でも、今回こそが僕にとって最後のブラジルGP、そして(最終戦の)アブダビGPとなる。これまで応援してくれたファンの皆さんには、本当に感謝している」と感謝のメッセージを伝えた。

さらにマッサは、来年以降もレーシングドライバーとしてのキャリアを継続していく意思があるようで、「来年も他のカテゴリーでレースをする機会があれば、引き続き応援してほしい」とコメントを残している。

昨年は、予想外の展開から引退を撤回することになったマッサだが、今回は彼にとってF1最後のシーズンとなりそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る