メルセデスベンツは11月3日、ポルトガルのリスボンで11月6~9日に開催される「ウェブサミット2017」に参加すると発表した。
「ウェブサミット」は、世界最大規模の技術カンファレンス。今年は160以上の国から、6万人以上の来場者が訪れる見込み。
メルセデスベンツはウェブサミット2017において、25以上の基調講演、ワークショップ、ディスカッションラウンドを開催する予定。また、200のスタートアップ企業が、審査員の前でビジネスアイデアを発表し、メルセデスベンツが優秀者を支援するプログラムも行われる。
また、プログラマーのためのオープンなソフトウェアインターフェイスイベントも開催。メルセデスベンツのスタンドにおいて、ソフトウェアの開発者は新しい自動車関連アプリケーションをプログラミングし、メルセデスの専門家と情報交換できる。
メルセデスベンツは現在、コネクテッド、オートノマス(自動化)、シェア、エレクトリックを4つの柱に掲げる企業戦略「CASE」を推進中。ウェブサミット2017への参加も、この戦略の一環に位置付けられる。
メルセデスベンツのデジタル&IT責任者、Sabine Scheunert氏は「メルセデスベンツは現在、自動車メーカーからプレミアムモビリティサービスの大手プロバイダーに変身しているところだ」と述べている。