新車登録ランキング、前月首位 ノート は出荷停止で25位転落 10月

自動車 ビジネス 国内マーケット
日産ノートe-POWER
日産ノートe-POWER 全 2 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会は11月7日、10月の乗用車系車名別販売台数ランキングを発表。前年同月比19.6%減ながら1万0031台を販売したトヨタ『アクア』が2か月ぶりのトップとなった。

前月、今年4度目の首位を獲得した日産『ノート』は完成車検査問題に伴う出荷停止の影響を受け、前月比82.3%減の2741台で25位に転落。年間販売で首位を行く『プリウス』に約5000台差と迫っていたノートにとって、痛い出荷停止となった。そのほかの日産勢では『リーフ』が3629台で19位にランクインしたのみだった。

一方トヨタは、2位に1万0014台(28.7%減)を販売した『プリウス』が、3位には7417台(6.5%減)の『ヴォクシー』が、さらに4位に7090台の『ルーミー』がランクインし、1位から4位までを独占。ホンダ勢2モデルを挟み、7位から10位もトヨタ車が占めた。トヨタ車の1位から4位独占は2015年11月以来、1年11か月ぶり。トップ10中、8台を占めたのは2013年の統計発表開始後初となる。

10月の乗用車系車名別販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:アクア(トヨタ)1万0031台(19.6%減)
2位:プリウス(トヨタ)1万0014台(28.7%減)
3位:ヴォクシー(トヨタ)7417台(6.5%減)
4位:ルーミー(トヨタ)7090台
5位:フリード(ホンダ)7060台(22.9%減)
6位:フィット(ホンダ)7020台(7.4%減)
7位:シエンタ(トヨタ)6692台(37.9%減)
8位:カローラ(トヨタ)6505台(2.4%減)
9位:タンク(トヨタ)6064台
10位:ヴィッツ(トヨタ)5900台(15.1%増)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る