地方版図柄入りナンバープレート41地域決定…ご当地図柄入りナンバーはまだ募集中

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地方版図柄入りナンバープレートについて説明する石井啓一国交相(7日・霞が関)
地方版図柄入りナンバープレートについて説明する石井啓一国交相(7日・霞が関) 全 2 枚 拡大写真

ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックに加えて、特別仕様のナンバープレートがまた1つ増える。今度は地域の魅力を発信する地方版図柄入りナンバープレートだ。

対象となる全国116地域から募集を募っていたが、申込のあった41地域での導入が今月決まった。関東では世田谷、杉並、中部では豊田、近畿は、滋賀、京都、奈良全域など。今後12月までに、導入地域を象徴する風景や、観光名所などを盛り込んだデザインを国土交通省に申請地域が提案し、国交省は来年10月の交付を目指す。

地方図柄入りナンバープレートは、その図柄が“走る広告塔”となり、自動車ユーザーの支払う寄付金は導入地域の交通の改善や観光振興策等に活用される。「具体的な枚数は申し上げにくいが、なるべく多くあったほうがいい」と、石井啓一国土交通相は7日の会見で期待した。

さらに、“ご当地”図柄入りナンバープレートも地域による応募を2018年3月まで受け付けている。これは前述の116地域にはない新たな名称の地域(ご当地)を募集。ご当地ナンバーの申請と図柄入りナンバープレートをセットで“ご当地”図柄入りナンバープレートを導入するというものだ。

この募集をきっかけに、ご当地の要件が、登録予定台数が10万台から複数の自治体が連携して5万台に緩和されたほか、ご当地にする名称が、それなりの知名度があることという条件が加わった。

地方版図柄入りナンバープレートに乗り遅れた地域は、“ご当地”図柄入りナンバープレートはいかがだろうか。こちらの交付は2020年度を予定する。

《中島みなみ》

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