ウェイモ、無人の自動運転車の公道テストを開始

自動車 テクノロジー ITS
ウェイモの自動運転開発車
ウェイモの自動運転開発車 全 2 枚 拡大写真

グーグル(Google)の自動運転車開発部門、ウェイモは11月7日、ドライバーのいない無人の自動運転車両の公道テストを開始した、と発表した。

画像:ウェイモの自動運転開発車

ウェイモの無人の自動運転車両による公道テストは、米国アリゾナ州フェニックス近郊で実施。従来、同社の自動運転車のテストでは、万一の場合に備えて、運転席にエンジニアが座った状態でテストしてきた。

ウェイモは2009年のテスト開始以来、米国の20都市の公道で延べ350万マイル以上を自動運転で走行。専用のテストコースでは、2万件を超えるシナリオテストを行い、自動運転車が遭遇するさまざまな状況に対応してきた。専用ソフトウェアを使ったシミュレーションでは、毎日1000万マイル以上を走行。これらのノウハウを反映させて、無人の自動運転車両の公道テストを可能にした。

テスト車両は、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のミニバン、クライスラー『パシフィカ』がベース。すべてのテスト車両は、ステアリング、ブレーキ、コンピュータがバックアップされ、必要に応じて車両を強制的に停止できる安全機能が搭載されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. 「カッコ良すぎ」黒い三菱『アウトランダーPHEV』にSNSも注目! 価格については「気絶しそう」の声も
  5. 日野と三菱ふそう、経営統合へ動き…12月掲載の人事情報まとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る