インテル、集めてる…完全自動運転車向けデータ収集車両を公開

自動車 ビジネス 企業動向
インテルのレベル4の完全自動運転車に用いるためのデータ収集車両
インテルのレベル4の完全自動運転車に用いるためのデータ収集車両 全 2 枚 拡大写真

インテルは11月14日、ポルトガルのリスボンで開催された「ウェブサミット2017」において、レベル4の完全自動運転車に用いるためのデータ収集車両を公開した、と発表した。

「ウェブサミット」は、世界最大規模の技術カンファレンス。今年は160以上の国から、6万人以上の来場者が訪れている。

このデータ収集車両は、インテルとモービルアイが顧客に対して迅速にソリューションを届けられるよう、独自に開発したもの。インテルは2017年3月、モービルアイの買収を発表。モービルアイはインテルに買収された後も、自動車メーカー、部品メーカー、半導体パートナーなどとの既存の協力関係を維持し、高度な自動運転プログラムの開発を進めている。

インテルによると、エッジ端末の精度を向上・維持するために、画像やビデオから詳細な地図を作成する過程において、映像データの収集は自動運転に必要不可欠。インテルは、テスト車両から生み出されるデータや知見を活用することで、より安全な車両を一般道で走行させることを目指す。

インテルのブライアン・クルザニッチCEOは、「自動運転を実現するためのエッジとしての小型で低消費電力なモバイル端末から、没入感に優れたビデオを可能にする大規模で複雑なアプリケーションまで、データやAIの力が私達の生活を変えていくことは明らか」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る