メルセデスベンツ S300h、バキュームポンプ不具合でフェイルセーフモード【リコール】
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ハイブリッド車のバキュームポンプ内部部品の耐久性不足により、使用過程で内部部品が破損し、負圧が生成できなくなることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、負圧不足で適切なエンジン制御が行えず、エンジン警告灯が点灯するとともに、フェイルセーフモード制御となり、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。また、負圧が低下するため、ブレーキ警告灯が点灯するおそれがある。
改善措置として、全車両、バキュームポンプを対策品に交換する。
不具合は9件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発覚した。
《纐纈敏也@DAYS》