ボルボ、自動運転による輸送ソリューションの研究成果を発表…鉱山や港湾で試験走行

自動車 ビジネス 企業動向
港湾で行う自動運転トラックを使用した試験走行
港湾で行う自動運転トラックを使用した試験走行 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボグループは11月16日、自動運転による輸送ソリューションの研究成果を発表した。

この研究は、自動運転の導入が生産性の向上、安全性の向上、環境負荷の低減にどのように貢献できるかを探る開発プロジェクトの一部となる。

ボルボグループは、自動運転による輸送ソリューションを、ここ数年間研究してきた。すでに鉱山や採石場のような場所において、自動運転車が試験走行し、業務をこなすことに成功。次の段階として、港湾や高速道路の専用車線などにおいて、自動運転トラックを使用した試験走行に取り組んでいる。

ボルボグループの自動運転トラックは、FHプラットフォームをベースに開発。LiDAR(ライダー)とGPS技術を使用して、車両周囲の状況を認識。障害物を回避しながら、自動運転を行い、交通安全や燃費向上に貢献する。

ボルボグループのマルティン・ルンドステット社長兼CEOは、「この技術は、間違いなく将来の製品に影響を与え、未来のスマートな社会を発展させる可能性を秘めている。安全性は最大の関心事であり、これはすべての自動車プロジェクトに当てはまる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る