メルセデス、イスラエルに研究開発センター…デジタル化とモビリティサービスを重視
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テルアビブの新しい研究開発センターは、車両のデジタル化とモビリティサービスに重点を置いた施設。ダイムラーによると、研究施設のグローバル化と、専門化のコミットメントと戦略を明確に示すものになるという。
テルアビブの研究開発センターでは、デジタルハブとして、約25人の従業員が専門チームを結成。2018年から、モビリティサービスやデジタル化の研究開発を進めていく。具体的には、新しいユーザーインターフェイスのパイロットプロジェクトの開発やテストをはじめ、地域のパートナー、大学、ハイテク企業との間でネットワークを構築。イスラエルのスタートアップコミュニティとも協力して、コネクテッドカーを支援するさまざまな技術を開発することを目指す。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「イスラエルは、イノベーション、デジタル技術、新しいモビリティサービス、自動車ITでトップ5のひとつ。グローバル研究開発ネットワークを強化し、革新的なモビリティソリューションを開発していく」と述べている。
《森脇稔》