三菱商事は11月20日、フィリピン運輸省よりマニラLRT1号線向けの鉄道車両の受注内示を獲得したと発表した。2020年末から2022年始めにかけて120両(30編成)を納入する。
LRT1号線はマニラ首都圏を南北に走る約20kmの軽量高架鉄道。沿線開発に伴う利用者の増加を受け約12kmの延伸工事が進められている。日本車輌製造と近畿車輛は2006年から2007年にかけ、LRT1号線向けの車両を48両製造した。
三菱商事が今回受注した車両は、LRT1号線の輸送力強化を目的としたもの。スペインの鉄道車両メーカー・CAFが日本製の機器類を採用して製造するという。