往年のF1マシンがズラリ! マスターズ・ヒストリックF1が鈴鹿初登場【鈴鹿サウンドオブエンジン2017】

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
鈴鹿サウンドオブエンジン2017
鈴鹿サウンドオブエンジン2017 全 17 枚 拡大写真
11月18・19日に鈴鹿サーキットで行われた「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」で、欧米で開催されているヒストリックF1カーイベント「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」のエキシジョン戦が行われた。

今年で3回目を迎える鈴鹿サーキットでのヒストリック・レーシングカーイベント。これまでにも1980~90年代に活躍したF1マシンが国内外から集まり、迫力あるデモレースが開催されてきたが、今年はF1世界選手権の前座レースとしても開催されているFIA管轄の「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」とコラボ。エキシジョン戦として同週末に開催されることになった。

この「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」は、しっかりとしたレギュレーションのもとで運営されており、参戦できる車両は1966年から1985年に登場した3リットルエンジン(フォード・コスワースDFV)を搭載したF1マシン。さらにオリジナルカラーリングを保った状態にあるなど厳しい規定が設けられている。

このシリーズには、マシンを所有するオーナーが自らドライバーとなって参戦しており、日本からは全日本F3選手権Nクラスにも出場する久保田克昭選手が参戦。今年もアメリカ、メキシコラウンドで優勝を飾る活躍を見せている。

今回はウィリアムズ『FW04』、『FW08』、ブラバム『BT37』、『BT49C』 、マクラーレン『M23』、『M26』など1970~80年代に活躍した17台のF1マシンが登場。昔のレーシングカーは、マシン保護のためにウエットコンディションの時は走行を控えることが多いが、この「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン」は、レインタイヤもしっかり用意されており、雨に見舞われた18日(土)も各マシンが積極的に走行をみせていた。

19日(日)にはデモレースも行われ、各マシンともに本番さながらのサイド・バイ・サイドのバトルを披露した。デモレースでは鈴鹿を走り慣れている久保田選手がロータス『88B』を駆ってトップチェッカーを受けた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る