積雪時の自動運転、車は電磁誘導線や磁石を読み取れるか---実証実験へ

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今回の実証実験で使用するヤマハ発動機の自動運転車
今回の実証実験で使用するヤマハ発動機の自動運転車 全 2 枚 拡大写真
国土交通省は、道の駅「かみこあに」(秋田県北秋田郡上小阿仁村)で、路面積雪時の電磁誘導線や磁石の読み取り性能を検証する自動運転サービスの実証実験を12月3日から開始すると発表した。

国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」を拠点とした自動運転サービスの2020年までの社会実装を目指し、全国13箇所で、順次、実証実験を行う。

今回、12月3日から12月10日までの間、道の駅「かみこあに」で実証実験を実施する。今回の実験では、路面積雪時の走行における埋設された電磁誘導線や磁石の読み取り性能など、路車連携技術を検証する。

今回の実験にはヤマハ発動機の7人乗りカートを使用する。地中に埋設された電磁誘導線に従って走行し、停止や加減速はその位置に埋設された磁石の配置パターンを感知して行う。前方カメラを用いて障害物を検知する。電磁誘導線から外れた場合や障害物を検知した場合は走行を停止する。

専用空間の200メートルの区間は運転者不在で自動走行し、公道の2.6kmは運転者が監視しながらハンドルとアクセルは自動で制御して走行する。

《レスポンス編集部》

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