JR貨物グループの石油・物流2社が合併 2018年1月1日

鉄道 企業動向
日本オイルターミナルは同じJR貨物グループのオー・エル・エスを吸収合併する。写真は日本オイルターミナルのタンク車。
日本オイルターミナルは同じJR貨物グループのオー・エル・エスを吸収合併する。写真は日本オイルターミナルのタンク車。 全 2 枚 拡大写真

JR貨物は11月29日、同社グループの日本オイルターミナルとオー・エル・エスの2社を合併させると発表した。経営基盤の強化と経営安定化を目指す。

日本オイルターミナルは東北・北関東・信越地区を中心に石油ターミナルの管理運営や石油製品輸送を行っている会社。JR貨物や日本石油輸送などが出資しており、日本オイルターミナル専用の貨車(タンク車)がJR貨物の貨物列車で運用されている。オー・エル・エスはJR貨物や日本オイルターミナルなどが出資。九州・北海道・東北地区で潤滑油などの物流事業を展開している。

JR貨物によると、2社を統合することで「倉庫保管・トラック輸送・鉄道輸送を結合させた危険品総合物流事業」の全国展開を図る。危険品総合物流事業の拡大による外部収入の拡大を図り、経営基盤を強化。石油ターミナル事業は「エネルギー需要構造の変化に伴う石油需要減少の影響を受けつつある」として、統合による経営安定化を目指す。

合併は2018年1月1日付で実施。日本オイルターミナルを存続会社としてオー・エル・エスを吸収合併する。合併後の社名は「日本オイルターミナル株式会社」とし、資本金は8億円。現在の日本オイルターミナル本社事務所がある東京都千代田区に本店を置く。

《草町義和》

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