ポルシェ 911カレラT 公開、オリジナル 911T の再来目指す【ロサンゼルスモーターショー2017】

自動車 ニューモデル モーターショー
ポルシェ 911 カレラ T(ロサンゼルスモーターショー2017)
ポルシェ 911 カレラ T(ロサンゼルスモーターショー2017) 全 5 枚 拡大写真

ポルシェは11月29日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2017において、『911カレラT』をワールドプレミアした。

同車は、1968年にデビューしたオリジナルの『911 T』の再来を狙ったモデル。当時の911 Tは、軽量ボディにクロスレシオのマニュアルトランスミッション、機械式ディファレンシャルロックなどを備え、純粋なスポーツカーファンに支持された。

最新の911カレラ Tでは、リアウインドウとリアサイドウインドウを軽量ガラス製とし、ドアトリムにはドアオープナーストラップを採用。吸音材を大幅に削減。リアシートはオプション化し2シーターに。ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)なしのオプションも用意される。その結果、重量は1425kgとなり、911カレラよりも20kgの軽量化を果たす。

外観はフロントリップスポイラーが装備され、スポーツデザインのドアミラーはアゲートグレーメタリックに塗装。またホイールは、チタングレー塗装の20インチ。センター出しのテールパイプがブラック塗装されたスポーツエグゾーストシステムを標準装備する。

パワートレインは『911カレラ』譲りの3.0リットル水平対向6ガソリンツインターボ。最大出力370ps、最大トルク45.9kgmを発生する。0~100km/h加速は4.5秒と、911カレラに対して、0.1秒短縮。PDKの場合、0~100km/h加速は4.2秒。MT、PDKともに、最高速は290km/hを超えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  3. 米シークレットサービスが『コルベット』など10台を導入、あえてキャデラックを「MT車」にした理由とは
  4. 手軽なのに効果バツグン! 静音カスタムで車内を劇的改善~Weeklyメンテナンス~
  5. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る