見通しの悪い区間で出会い頭衝突---運転していたのは誰だ?

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11月29日午前1時45分ごろ、茨城県古河市内の県道を走行していた軽乗用車に対し、交差進行してきた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車側の2人が死傷。乗用車の2人も負傷している。

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交差側の乗用車に乗っていた2人は運転の事実を否認しているという。別に運転していた第三者がいるのか、もしくは2人とも責任回避を目論んでいるのか。

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茨城県警・古河署によると、現場は古河市女沼付近で片側1車線の直線区間。交差点に信号機は設置されていない。運転代行業会社の軽乗用車が県道を走行していたところ、交差する市道を右方向から進行してきた乗用車と出会い頭に衝突。軽乗用車は道路左側の路外に押し出され、コンクリート製の柵にも突っ込んだ。

この事故で軽乗用車は中破し、運転していた境町内に在住する42歳の男性が頭部強打などでまもなく死亡。助手席に同乗していた41歳の女性も骨折などの重傷を負った。乗用車も中破したが、乗っていた古河市内に在住する21歳と19歳の男性は打撲などの軽傷を負っている。

現場の交差点はJR東北新幹線の高架橋下で見通しが悪い区間。市道側には一時停止義務があった。乗用車側の2人とも事故当時の運転を否認しており、警察では運転者の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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