独オペルのサブコンパクト・クロスオーバーSUV『モッカX』の次期型プトロタイプを初めてカメラが捉えた。「モッカ」は2016年にフェイスリフトが行われた際、モッカXへと改名。オペル最新のフロントマスクとなっていたが、これが初のフルモデルチェンジとなる。
日本ではあまり馴染みにないオペル モッカだが、実は日本車と深い関係がある。
GM傘下で誕生したオペル モッカは、シボレー『トラックス』とビュイック『アンコール』の兄弟車だった。これらの祖先にあたるクルマに「トラッカー」がある。このトラッカーはスズキとGMとの合併企業「CAMIオートモーティブ」によって製造され、SUV『エスクード』とは兄弟関係だった。つまり「モッカ」は「エスクード」と遠縁関係と言えるだろう。
今回捉えたプロトタイプは、フルカモフラージュされていたためディテールは不明だが、次期型ではホイールベースが延長され4.5mになるほか、よりクロスオーバーを意識したデザインになるという。パワートレインは、現行モデルの1.4リットル直列4気筒エンジンをブラッシュアップし、最高出力は154psから165psへ向上する可能性があるという。
ワールドプレミアは2019年と予想されている。