工場地帯の風景とビール飲み放題…JR東日本、鶴見線で運行 2018年1-2月

鉄道 企業動向
JR東日本は鶴見線でビール列車を運行する。写真はホームが京浜運河に面している海芝浦駅。
JR東日本は鶴見線でビール列車を運行する。写真はホームが京浜運河に面している海芝浦駅。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本の横浜支社は2018年1月から2月にかけ、ビールを飲みながら工場地帯の車窓を楽しむ「ビール列車」を鶴見線(横浜市鶴見区・川崎市川崎区)で運行する。

運転日は1月13日と2月3日。「光る海と暮れゆく工場地帯の風景」を楽しむ「Day Beer コース」と、「きらめく工場夜景を満喫」する「Night Beer コース」が設定される。いずれも鶴見駅の発着。「Day」は海芝浦駅で折り返し、「Night」は大川駅と海芝浦駅で折り返す。

車両は鶴見線の205系電車だが、車内に飲食用の簡易テーブルが設置される。キリンビール横浜工場で限定醸造の「一番搾り 横浜づくり」(350ml缶)を一人につき1本提供するほか、サーバーで提供する「一番搾り生ビール」が飲み放題。横浜中華街の重慶飯店による特製おつまみセットも付く。申し込めるのは20歳以上で、旅行代金は1人5800円。川崎や横浜などの「びゅうプラザ」で2017年12月5日14時から発売される。

鶴見線は鶴見~扇町間7.0km・浅野~海芝浦間1.7km・武蔵白石~大川間1.0kmの3区間を結ぶJR線。沿線は京浜工業地帯で工場が多く、工場の従業員が利用する通勤列車や、石油などを運ぶ貨物列車が運転されている。

ビール列車の折返し地点のうち、海芝浦駅は京浜運河に面していて、ホームから工場を含めた海の景色を眺められる。一方、駅の出入口は東芝の京浜事業所に直結。東芝の関係者を除き、駅の外に出ることはできない。

《草町義和》

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