新東名 110km/h引上げ、速度超過約200件…試行1か月の評価は?

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新東名高速道路で最高速度110km/h試行開始(11月、静岡市)
新東名高速道路で最高速度110km/h試行開始(11月、静岡市) 全 1 枚 拡大写真

新東名の最高時速110km/h引上げから1か月。違反や事故の状況が静岡県警から発表された。

11月1~30日の試行1か月間の違反状況は、速度超過が約200件。追越車線を走り続けるなどの通行帯違反が約280件、車間距離不保持や携帯電話の使用などその他の違反が約60件あった。いずれも110km/h引上げを試行した新静岡IC~森掛川ICの約50kmに限定した摘発件数だ。

速度超過の摘発件数約200件というのは多い気がするが、実は昨年同月の速度超過は約450件あった。通行帯違反とその他の違反は、昨年のほうが若干少ない。昨年はそれぞれ約260件と約40件だった。

速度超過が減少していることについて、静岡県警は試行による取締り強化の影響だと分析する。パトカーなどの警戒を増やし、見せる取締り強化で、運転手の速度意識が高まっているせいだ。

一方、事故も前年同月比で増えた。17年11月の事故総数は16件(人身事故2件、物損事故14件)。昨年は13件(人身事故1件、物損事故12件)だった。人身事故はいずれも軽症。速度差のある状況での割り込みなどではなく、高速道路交通警察隊は、前方不注意が原因とみる。交通量が前年比で3~7%増えていることもあり「事故件数は全体で微増だが、走行実態は引き上げ前と大きく変わっていない」と、評価。

運転に慣れないファミリードライバーが増える年末年始を前に「今後も交通ルールの周知徹底に努めたい」と、話す。

《中島みなみ》

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