「SLにふさわしい設備」に駅をリニューアル…JR東日本上越線の群馬4駅

鉄道 企業動向
JR東日本はSL列車が停車する群馬県内の上越線4駅をリニューアルする。画像はリニューアル後の駅名標のイメージ。
JR東日本はSL列車が停車する群馬県内の上越線4駅をリニューアルする。画像はリニューアル後の駅名標のイメージ。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本の高崎支社は12月7日、上越線内にある駅のうち、SL列車が停車する4駅をリニューアルすると発表した。蒸気機関車の雰囲気にあわせたデザインに変える。

【画像全4枚】

リニューアルされるのは、渋川・沼田・後閑・水上の群馬県内4駅。渋川駅と沼田駅は駅名標・ホーム待合室・トイレ、後閑駅と水上駅は駅名標・トイレがそれぞれリニューアルされる。本年度中の完成を予定している。

いずれも「SL停車駅にふさわしい設備」(高崎支社)にするもので、駅名標は「SLの重厚感、動輪」をモチーフにしたデザインに変更。ホーム待合室は旧型客車をモチーフとし、室内もボックスシート調のデザインにする。トイレは矢絣(やがすり)をモチーフにした和風のデザインにする一方、洋式便座を採用して機能向上を図る。

上越線は高崎(群馬県高崎市)~宮内(新潟県長岡市)間の162.6kmを結ぶJRの鉄道路線。このうち群馬県内の高崎~水上間59.1kmでは、D51形蒸気機関車498号機やC61形蒸気機関車20号機がけん引するSL列車が週末を中心に運行されている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  4. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
  5. 27万6000km走行の初代ポルシェ『カイエン』、28か国を4か月で走破…耐久性を実証
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る