筑豊電鉄の新型電車、最終編成は「ライトブルー」 12月18日デビュー

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このほど搬入された筑豊電鉄5000形の第5004編成。12月18日から運行される。
このほど搬入された筑豊電鉄5000形の第5004編成。12月18日から運行される。 全 3 枚 拡大写真
筑豊電気鉄道(福岡県)は12月8日、新型電車「5000形」の4編成目(第5004編成)の搬入が完了したと発表した。12月18日から同社の鉄道線で運行を開始する。

5000形は3車体2台車連節タイプの超低床式電車。4編成の導入が計画され、2015年からこれまでに3編成が導入された。車体の塗装は第5001編成と第5003編成がピンク、第5002編成がライトグリーンをベースにしている。

筑豊電鉄は第5004編成の導入に先立ち、2016年に開催したイベントで第5004編成のデザイン3案を提示。イベント参加者の投票で1位を獲得した「ライトブルー」のデザインを採用した。この色は沿線を流れる遠賀川などをイメージしているという。

第5004編成はアルナ車両の正雀工場(大阪府摂津市)で製作され、12月4日早朝、筑豊電鉄に運び込まれた。現在の計画によると、営業運転は12月18日に開始。初日の一番列車は楠橋8時56分発の黒崎駅前行きになる予定だ。今回の第5004編成の運行開始により、5000形の導入が完了する。

《草町義和》

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