ICカードや扇風機…阪急電鉄の駅員、忘れ物を着服

鉄道 企業動向

阪急電鉄は12月13日、駅に届けられた忘れ物を同社社員が着服していたと発表した。阪急電鉄は12月12日付で社員を懲戒解雇した。

阪急電鉄によると、西院駅(京都市右京区)に届けられた交通系ICカードの忘れ物ついて、同社の遺失物管理システムでチェック。その際、交通系ICカードに関する情報が管理システムから削除されていることが分かった。さらに調査を進めたところ「不審な削除履歴」が見られたため、関係者の聞き取りを実施。京都線運輸課所属の駅員が着服を認めた。

着服件数は今年6月4日から11月16日までの66件で、合計金額は16万2152円。このうち53件が現金(10万6000円)で、12件が交通系ICカードのチャージ残額(5万6152円)だった。着服した交通系ICカードに定期券機能が付加されたものはなく、個人情報は流出していないという。このほか、ハンディタイプ扇風機も着服していた。

阪急電鉄は「このような行為はあってはならないことであり、お客様をはじめ、ご関係の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。遺失物の管理システム改良や管理方法の見直しなどを行うとしている。

《草町義和》

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