東海道本線は「CA」…JR東海、ICカードエリア中心に駅ナンバリング

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駅ナンバリングの表記例(左)。ホームの駅名標(右)などで使用する。
駅ナンバリングの表記例(左)。ホームの駅名標(右)などで使用する。 全 2 枚 拡大写真

JR東海は12月13日、在来線の駅に駅番号制(駅ナンバリング)を導入すると発表した。同社のICカード「TOICA」エリアを中心に2018年3月以降、順次導入される。

駅ナンバリングが導入されるのは合計176駅。このうち167駅はTOICAエリア内の駅(2019年春のTOICA導入駅を含む)だ。このほか、JR東日本・JR西日本との接続駅になる熱海・国府津・米原3駅と、訪日外国人観光客の利用が多い中央本線3駅(南木曽・上松・木曽福島)と高山本線3駅(下呂・高山・飛騨古川)にも導入される。

番号はアルファベット2文字と数字2桁の組み合せ。アルファベットは1文字目が「C」で、2文字目は路線によって変わる。東海道本線は「CA」で、中央本線は「CF」になる。

数字は起点駅を「00」として順に付番。複数の路線が合流する駅には各線ごとの番号が付けられる。名古屋駅は東海道本線の「CA68」、中央本線の「CF00」、関西本線の「CJ00」が付けられる。中央本線と高山本線のTOICAエリア外は一部の駅のみ駅番号が設定される形になるが、番号自体は駅番号が設定されない駅の数も考慮して付番される。高山本線の場合、下呂駅(CG16)の9駅先にある高山駅の駅番号が「CG25」となる。

日本では大手私鉄の全16社が駅ナンバリングを導入済み。JRグループではJR北海道・JR東日本・JR西日本・JR四国の旅客4社が導入している。JR東海が導入計画を示したことで、JR旅客6社のうち導入済み、もしくは導入計画が示されていないのはJR九州だけになった。

《草町義和》

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