日産 セレナ など31万台をリコール…電源分配器ショートで火災事故8件発生

自動車 テクノロジー 安全
日産セレナ(2012年)
日産セレナ(2012年) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は12月14日、『セレナ』などの電源分配器に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、日産セレナ、『キューブ』、『NV200バネット』、スズキ『ランディ』、三菱『デリカD:3』、「デリカバン」の6車種で、2010年2月1日~2014年9月29日に製造された31万6759台。

電源分配器の基板において、製造時に不要な半田が付着した状態で防湿材がコーティングされたものがあり、使用過程でコーティングに亀裂が発生することがある。そのため、高湿環境下でショートが発生。その発熱によって、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、電源分配器を良品と交換する。

不具合は10件発生、火災事故が8件起きている。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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