楽天、携帯キャリア事業への参入を正式発表

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 インターネット通販サイト「楽天市場」などを展開する楽天は、一部メディアで報じられた、携帯キャリア事業への参入について、本日開催の取締役会にて決議されたことを発表した。

 本日付のリリースで同社は、「本日開催の取締役会において、第4世代携帯電話システム(4G)用周波数(1.7GHz帯及び3.4GHz帯)について、総務省の割当受付開始後に、その申請をすることを決議しました」とコメント。同事業への参入については、「現在のMNO市場を競争的にすることで、その効率性を高め、より低廉で利用し易い携帯電話の料金を実現し、消費者を含めた社会全体の便益の最大化を目指します」と伝えている。

 同社は、2014年に「楽天モバイル」の名称でMVNO事業に参入。その後、今年11月にはプラスワン・マーケティングが展開するMVNO事業「FREETEL」を買収するなど、積極的に同事業を展開し、140万人もの会員を持つまでになった。また、同社はクレジットカード事業や銀行事業、メッセージングアプリ事業など、世界中に12億人もの会員基盤を保有。今後はこうした会員基盤を活かしながら、ポイントサービス「楽天スーパーポイント」を利用したシナジー効果を目指すものと思われる。

《Tsujimura@RBB TODAY》

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