トライアンフ、スピードトリプルをリコール…配線ショートで走行不能のおそれ

モーターサイクル テクノロジー
トライアンフ・スピードトリプル
トライアンフ・スピードトリプル 全 2 枚 拡大写真

トライアンフモーターサイクルズジャパンは12月15日、『スピードトリプルS』などのレギュレーター配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、スピードトリプルS、「スピードトリプルR」の2車種で、2016年1月5日~2017年5月22日に輸入された103台。

レギュレーター配線の設計が不適切なため、その配線がレギュレーターブラケットと接触しているものがある。そのため、走行振動等により被覆が損傷し、そのままの状態で使用を続けると、配線がショートし、電源が断たれ、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、新品のレギュレーターの配線に交換するとともに、配線の取り回しを変更する。

不具合および事故は起きていない。メーカーからの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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