スバル吉永社長、信頼回復と再発防止の徹底に「全力尽くす」---国交省に報告書提出

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スバル群馬製作所の不適切な完成検査で、再発防止を含めた報告書を手渡す吉永社長
スバル群馬製作所の不適切な完成検査で、再発防止を含めた報告書を手渡す吉永社長 全 1 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)の吉永泰之社長は19日午後、不適切な完成検査の実態とその対応策について、国土交通省に報告書を提出した。吉永氏は奥田哲也自動車局長に対して「心よりお詫び申し上げ、再発防止策を提出させていただく」と、述べた。

この報告書は、同社群馬製作所の本工場と矢島工場で発生した資格を持たない完成検査員による検査との実施について、弁護士を交えた第三者委員による調査をまとめ、その再発防止について記したもの。10月30日に自動車局から業務改善と報告を求められていた。

「本件については、型式指定制度の根幹を揺るがし、自動車の安全性に対するユーザーの信頼を損なうものとして、きわめて遺憾。猛省をし、再発防止に迅速かつ徹底的に努めていただきたい」と、奥田氏が語ると、吉永氏は「全力を尽くさせていただきます」と答えた。

吉永社長はこの後、同日17時30分より渋谷区恵比寿の本社で会見を開く予定だ。

《中島みなみ》

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