最後部の客車は「後ろドア開けっ放し」…大井川鐵道の2018年「SLナイトトレイン」

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前回の「ナイトトレイン」の様子(撮影会)。今回もC10 8がけん引する。
前回の「ナイトトレイン」の様子(撮影会)。今回もC10 8がけん引する。 全 2 枚 拡大写真

静岡県の金谷駅(島田市)と千頭駅(川根本町)を結ぶ大井川本線を運営する大井川鐵道は、2018年1・2月に「SLナイトトレイン」を運行する。

毎年恒例となっている、大井川本線内を夜間に運行するSL列車。牽引機は前回と同じくC10形蒸気機関車8号機(C10 8)だが、今回は3両連結する旧型客車のうち、最後部車両の後部貫通扉を開ける「後ろ開けっ放し旧客編成」を再現。国鉄時代の旧型客車の雰囲気を楽しめる。

さらに今回からの試みとして、蒸気機関車の走行音を録る人や、静かに夜汽車の雰囲気を楽しみたい人のため、千頭への往路に限り、機関車次位の3号車を音録り優先車両とする。大井川鐵道では3号車で「大きな声での会話や携帯電話等の使用はお止めください」としている。

当日は、新金谷駅(島田市)を16時25分に出発して千頭駅まで往復、新金谷駅には21時10分頃に戻る。新金谷駅では、金谷21時30分着の臨時電車が接続する。C10 8は往復とも進行方向向きに連結される。

運行日は2018年1月27日と2月10日。各日80人を募集し、旅行代金は大人1万円・子供8500円。

申込みは、大井川鐵道ウェブサイトの専用フォームで受け付けている。1月27日乗車分は12月22~24日、2月10日乗車分は2018年1月5~7日に受け付けるが、申込み多数の場合は抽選となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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