三菱マテリアルの不正が拡大、平角マグネットワイヤーでもデータ改ざん

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三菱電線工業(ホームページ)
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三菱マテリアルは19日、子会社で新たに品質データの改ざんが発覚したと発表した。

12月12日に、連結子会社の三菱電線工業が製造する平角マグネットワイヤの品質データ書き換えの疑いがあるとの報告を受け、2016年12月1日から2017年11月30日まで出荷した製品の実態調査を実施した。この結果、被膜の厚さの寸法データを書き換えていた可能性のある製品43ロットと、その出荷先5社を特定したとしている。すでに出荷先には報告して安全性の確認を進めているとしている。

また、シール材の不適合品を出荷した可能性のある顧客として229社としていたが、検査の一部を実施していない行為による不適合品を出荷した顧客の範囲が広がる可能性があるとしている。このため、確認対象期間に出荷した全シール材約2万1400アイテムとその出荷先462社に検査不実施の内容を確認し、不適合品とその出荷先の特定を進めている。

12月18日時点での特定作業の進捗率は全アイテムの約90%で、検査不実施による不適合品を出荷した可能性のある出荷先は約230社としている。

《レスポンス編集部》

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