モーガン、3輪EVを2018年から生産へ…英社と技術提携

エコカー EV
モーガンEV3
モーガンEV3 全 3 枚 拡大写真

英国のモーガン・モーター・カンパニー(以下、モーガン社)は12月19日、モーガン『EV3』の2018年の生産開始に向けて、英国のフレイザー・ナッシュ・エナジー・システムズ社と技術提携を締結した、と発表した。

モーガン社は1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立。1910年のオリンピアモーターショーで前輪が2、後輪が1の『3ホイーラー』を発表し、自動車メーカーとして名乗りを上げた。

EV3は、この3ホイーラーのEV版。モーターは最大出力57hpを発生し、後輪を駆動。アルミスペースフレーム構造により、車両重量は500kgに抑えられ、0~100km/h加速9秒、最高速145km/hの性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量21kWhのリチウムイオン。1回の充電での航続は、最大193km。

モーガンは今回、EV3の2018年の生産開始に向けて、フレイザー・ナッシュ・エナジー・システムズ社と技術提携を締結。フレイザー・ナッシュ・エナジー・システムズ社は、モーガンに電動パワートレインのマネジメントシステムなどを供給。EV3の信頼性を高めていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. マイバッハ初の2シーターオープン「SL 680 モノグラム」米国発売へ、約3315万円から
  4. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る