横断歩道を渡っていた中学生、漫然運転のクルマにはねられて重傷

自動車 社会 社会

日の出前の時間帯に起きた事故。被害者は中学生、加害者は高校の教員で、その立場は違えど、双方ともに学校の部活動へ参加するために早朝に家を出て、この事故に遭っていた。

☆☆☆

20日午前6時30分ごろ、宮城県仙台市太白区内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた男子中学生に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。中学生は重傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。

宮城県警・仙台南署によると、現場は仙台市太白区鈎取3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。12歳の男子中学生は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

中学生は近くの病院へ収容されたが、骨盤を骨折するなどの重傷。クルマを運転していた泉区内に在住する48歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

事故を起こした男は高校の教員。聴取に対して男は「ボーッとしていて、気がついたらぶつかっていた」などと供述しており、警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る