フォルクスワーゲングループは12月20日、同社にとって初の量産商用EV、『Eクラフター』を最初の顧客に引き渡した、と発表した。
フォルクスワーゲングループは従来、乗用車で電動化や自動運転、コネクトカー戦略を進めてきた。この戦略を広げ、商用車の分野にも適用していく。
商用車の電動化戦略の第一弾モデルとなるのが、主力商用車『クラフター』のEV、Eクラフター。最大出力136hpを発生するモーターを搭載。最高速はリミッターにより、90km/hに制限される。
バッテリーは蓄電容量35.8 kWh。1回の充電での航続は、最大およそ160km。充電にかかる時間は5時間20分。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量を45分で充電できる。