原発事故の避難者に高速道路が無料になるカード…無料措置も2年延長

自動車 社会 行政
原発事故の避難者に対する高速道路無料措置にカードを発行へ
原発事故の避難者に対する高速道路無料措置にカードを発行へ 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、福島原発事故による警戒区域からの避難者に対する高速道路無料措置を延長するとともに、利便性向上を図るため、カードを発行すると発表した。

原発事故による警戒区域からの避難者に対する高速道路の無料措置は2012年4月1日から、政府として避難を指示または勧奨している区域に住む避難者の一時帰宅など、生活再建に向けた移動を支援する目的で実施している。

これまで福島県、関係市町村と協議してきた結果、避難者の出口料金所の通行を迅速化するため、新たに顔写真付きのカードを発行する。現在、無料措置の対象者に対して各市町村が12月22日から順次、カードの申し込みを受け付けて東日本高速道路がカードを発行する。

また、カード切替え後の継続した周知や避難者の申し込みにかかる負担を踏まえ、カードの有効期限を2020年3月末までとして無料措置期間を2年間延長する。

2018年7月1日からはカードによる通行へ完全移行する。2018年6月末までは、被災証明書の提示による通行が可能となる。

国土交通省ではカードによって確認時間が短縮され渋滞解消に寄与するとともに、携帯性など、利便性向上が図られるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る