米国のEVメーカー、テスラは独自の急速充電ネットワーク、「スーパーチャージャー」の利用に、全世界で一部制限を設けると発表した。
テスラは、顧客のEVによる長距離走行を支援する目的で、スーパーチャージャーを世界規模で整備している。従来は、テスラ車のすべてのユーザーが、このスーパーチャージャーを利用できた。
しかし、テスラは今回から、スーパーチャージャーの利用に一部制限を設けることに。主に商業目的の車両、具体的には、タクシー、ライドシェアリング(UberやLyftなど)、商業目的とした商品輸送、政府関連、商業的企業による利用を遠慮してもらうことを決めた。
テスラの方針に従わないユーザーに対しては、注意勧告や利用制限などの措置を取る場合もあるという。
2017年12月15日以降、世界中のスーパーチャージャーとテスラの全車両に適用された。テスラは、「本来の用途でご利用いただく顧客のため」と、その理由を説明している。