大船渡線BRT陸前高田駅がリニューアルへ…鉄道駅時代の駅舎をモチーフに 2018年4月1日

鉄道 企業動向
リニューアルされるBRT陸前高田駅の外観(左)と内装(右)。
リニューアルされるBRT陸前高田駅の外観(左)と内装(右)。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本盛岡支社は12月22日、来春の移転が予定されている大船渡線BRT陸前高田駅のリニューアルデザインを発表した。

一ノ関~気仙沼~盛間の大船渡線内にあった同駅は、2011年3月に発生した東日本大震災による津波で施設が流失。代替交通機関として、2013年3月に気仙沼~盛間でバス高速輸送システム(BRT)が運行を開始した際、BRT一般道内の駅となり、陸前高田市役所の仮庁舎前に移設。2015年3月には市役所近くに駅舎も整備された。

このリニューアルは、2018年4月1日にBRT陸前高田駅が、市役所から南へ約1.5kmの地点にある中心市街地(岩手県陸前高田市高田町字館の沖110番地)に移転することに合わせたもので、工事は12月22日から着手されている。

なお、移転後の旧陸前高田駅は、新設される栃ヶ沢公園駅に替わる予定で、移設後の陸前高田駅に近い、まちなか陸前高田駅は廃止となる。

新しい駅舎は、建物面積が約90平方mの鉄骨造り平屋建てで、待合室や事務室、トイレを備える。鉄道駅時代の駅舎をモチーフにしたデザインを採り入れ、木の温もりが感じられる素材を使用するとしている。

供用開始は、移転日と同じ2018年4月1日となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る