ラインアップ出揃った!パリ発のラグジュアリー「DS」最新4車種の世界観

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ラインアップ出揃った!パリ発のラグジュアリー「DS」最新4車種の世界観 。写真左上が新型『DS 7 クロスバック』
ラインアップ出揃った!パリ発のラグジュアリー「DS」最新4車種の世界観 。写真左上が新型『DS 7 クロスバック』 全 32 枚 拡大写真

往年のシトロエンの名車『DS』に由来するDSブランドは、そのアバンギャルドな世界観を現代に蘇らせて2014年に発足した。日本でもすでに『DS 5』『DS 4』『DS 3』の各モデルがお馴染みだが、先の東京モーターショーでお目見えした『DS 7 クロスバック』が新たなフラッグシップモデルとして登場した。

フランス・パリの息吹を感じるラグジュアリーブランド、DS。ここでは改めて、DSワールドの各車の魅力をご紹介してみたい。

◆斬新な贅を尽くしたSUV…DS 7 クロスバック
DS 7 クロスバック
DSブランドの新たなフラッグシップモデルとしてお目見えしたのがこのDS 7 クロスバックだ。ひとことで表現すれば“斬新な贅を尽くしたSUV”といったところで、キーロックを解除するとフロントLEDライトが点灯しながら180度回転したり、リヤランプもDSの新しいモチーフを採用したこれまでにないデザインを採用した。

室内ではナッパレザーにユニークなパールトップステッチが施され、インパネにはB.R.M とのコラボレーションによるアナログ時計も装備。さらに最新モデルらしく安全支援機能も充実し、前車水中、車線維持機能を加えた「DSコネクテッドパイロット」や、赤外線カメラがドライバーの頭や瞳、瞼のの動きを検知し休憩を促す「DSドライバーアテンションモニタリング」、「DSナイトビジョン」(オプション)などを装備・設定する。

ほかにカメラで前方の路面を高速でスキャン、走行モードに応じて適切なダンピングを調整する「DSアクティブスキャンサスペンション」も備える。搭載エンジンは1.6リットルターボ(225ps/300Nm)で、新たに8速ATが組み合わされている。現在オンラインで限定車「DS 7 CROSSBACK LA PREWIERE」の予約をおこなっており、納車開始は2018年7月頃とのこと。その走りを日本で味わえるのが待ち遠しい。

※文中の装備、仕様は限定車「DS 7 CROSSBACK LA PREWIERE」のもの

◆唯一無二のミステリアス・デザイン…DS 5
DS 5
ある意味でもっともDSらしいモデルがこのDS 5だ。見るからにミステリアスな雰囲気を漂わす外観は似たクルマがまったく見当たらないほどで、セダン?ハッチバック?クーペ?と、枠にとらわれないことも特徴だ。

しかしその実態は5名が寛げるスペースと、豊かなラゲッジスペースを内包、ファミリーカーとしても通用する実用車でもある。一方でインテリアは、外観にも負けないこだわりのデザインで仕上げられている。腕時計のメタルバンドをモチーフにした革シートや、凝ったデザインのスイッチが並ぶコクピットまわり、頭上のグラスルーフなど、このクルマならではの“非日常感覚”が味わえるのはオーナーの特権だ。

走りは気持ちを穏やかにさせてくれる悠然としたもの。パワーユニットはクリーンディーゼルの2リットルBlueHDi(180ps/400Nm)と1.6リットルのツインスクロールターボ(165ps/240Nm)の2タイプが用意されており、どちらも期待を裏切らないパフォーマンスを発揮してくれる。

◆Cセグハッチの中で光る個性…DS 4
DS 4 クロスバック
Cセグメントのライバル車は数多いが、その中でもひときわ個性が光るモデル、それがこのDS 4だ。使い勝手はよいがトガったモデルに仕立てられたのが特徴。

現在はベース車のほか、車高を30mm高め最低地上高を170mmとした“SUVテイスト”の『DS 4 クロスバック』も用意され、選択肢の幅を広げている。クーペのようなフォルムのエクステリアデザインは凝ったもので、とりわけ後席用ドアはアウターハンドルをカモフラージュ型にするだけでなく、固定式のガラスを縁取るクロームの窓枠はグラフィックどおりに切れ目なく仕上げられていたりする。

パノラミックフロントウインドウが作り出す開放的な前方視界、オプションでクラブレザーシートも選べるパーソナル感覚あふれる室内空間も魅力だ。パワーユニットは2リットルBlueHDiディーゼルターボ(180ps/400Nm)と1.6リットル・ツインスクロールターボ(165ps/240Nm)の2タイプの設定。

◆通をもうならせる走りと細部へのこだわり…DS 3
DS 3
“DSウイング”採用の最新のフロントフェイス、“シャークフィン”と呼ばれるアクセントになったBピラー、3Dデザインのテールランプ…。DSブランドならではディテールへのこだわりも満載のエントリーモデルがこのDS 3だ。

コンパクトなボディならではの俊敏で快活な走りはこのクルマの魅力のひとつで、それは“通”なクルマ好きの気持ちも惹きつけるレベルのもの。一方でモノグラム柄のいかにも粋なソフトトップを装備した『DS 3 カブリオ』も用意され、こちらは自分の生活スタイルにこだわりをもつ女性が乗りこなせば、オーナーを引き立てる小道具になりそう…そんなポテンシャルを持っている。最新モデルではアクティブシティブレーキなども設定され、日常的に使いこなす場合にも心強い。

クラストップレベルのトランク容量も見逃せない。搭載エンジンは1.2リットル3気筒ターボ(110ps/20.9kgm)のほか、「Sport Chic」には1.6リットルターボ(165ps/24.5kgm)の高性能エンジンに6速MTを組み合わせている。

◆わずか10台の特別なDS 3「BLACK LEZARD」
DS 3 BLACK LEZARD
その名も「BLACK LEZARD(黒トカゲ)」。DS 3に、なんと日本国内ではわずか10台の限定車として設定されたこのスペシャルモデルは、ファンならずとも気になる1台ではないだろうか。最大のポイントはルーフ。高品質なステッカーにより、レザーテクスチャーの質感を忠実に再現されたものとなっているからだ。

その部位は通常のルーフステッカーとも異なっており、ルーフスポイラー、ドアウインドフレーム上部にまで及ぶ。1台あたり2名/2時間のハンドメイドで丹念に仕上げられたというから、何とも貴重なクルマである。

ボディカラー(ドアミラー)はノアールペルラネラとなっており、レザーシート(ミストラル)、17インチアルミホイールも装備する。ベテランのドライバーなら日本でも70年代に流行った“レザートップ”を思い出すかもしれない。そんな時代を懐かしむ大人のドライバーにも、最新のフランス流ラグジュアリーを手にしてみたい若いドライバーにも相応しい、そんな1台なのではないだろうか。

DS 3 BLACK LEZARD 詳細はこちら
http://www.dsautomobiles.jp/ds-models/ds3/limited-edition/ds-3-black-lezard/#

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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