地図の利用価値創造を…ゼンリン高山社長【年頭所感】

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ゼンリンの高山社長
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ゼンリンの高山善司代表取締役社長(※)は2018年年頭所感で、中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2020」のテーマである『日本の地図をすべてゼンリン基盤へ』の実現に向け、ゼンリングループ一丸となって取り組む、と述べた。 ※ははしご高。

ニーズに対応したサービスの提供にとどまらず、地図情報の新たな利用価値創造を目指すという。4月にはゼンリングループは創業70周年を迎え、変革を続けながら成長する企業を目指す。

中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2020」の2年目となる前期(2017年3月期)は、 GIS(地理情報システム)事業、 ITS(高度交通システム)事業が堅調に推移した。業績および各施策においてはおおむね予定どおりに進捗し、2期連続増収増益となり、売上高は過去最高を計上した。

今期(2018年3月期)は既存事業での収益拡大を図っている。GIS事業においては、新規市場開拓のため業務・業種に特化した「ZENRIN GISパッケージ」の開発に取り組み、ストック型の安定的な売上を構築している。

2017年9月には大東マーケティングソリューションズを子会社化し、マーケティングリサーチから販促プランニング、販促メディア制作、メディア展開・運用、効果測定・フィードバックまでをワンストップで提供するマーケティングソリューションの実現を目指している。

さらに、 ADAS(先進運転支援システム)における「高精度地図データベース」の開発や、ドローン用の「空の3次元地図」の開発など、 IoT時代の新たなサービスの実現に向け、新規事業における技術と収益基盤の確立を推進している。

《高木啓》

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