方言を理解し話す、ボッシュが新開発の音声認識システムをCES 2018で公開予定

自動車 テクノロジー 安全
ボッシュの新開発音声認識システム
ボッシュの新開発音声認識システム 全 2 枚 拡大写真

ボッシュは1月3日、米国ラスベガスで1月9日に開幕するCES2018において、新開発の音声認識システムを初公開すると発表した。

画像:ボッシュの新開発音声認識システム

ドライバーは運転中にナビゲーションシステムを操作したり、空調を調整したり、電話に応答したりするとき、運転に集中できないことが多い。これが、交通事故の主な原因のひとつとなっている。

ボッシュの新開発の音声認識システムは、ドライバーが運転に集中できるように、コクピットのスイッチ類を大幅に減らすことを可能にするもの。自然な文章構造を理解し、アクセントの違いや方言も理解。ボッシュによると、世界の30カ国以上の言語に対応しているという。

例えば、英語なら、英国、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアの方言を理解し、話すことが可能。この音声制御の開発には、10年以上の歳月が費やされた。

さらに、ボッシュの音声認識システムは、ドライバーが音声アシスタントの名前を決定。合計44人の女性と9人の男性の声で、ドライバーの要求に答えてくれる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  5. パイオニア、『プリウス』『ジムニー』『スペーシア』専用カーオーディオ取付キット3機種を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る