自動運転の頭脳に、コンチネンタルが新型コンピュータープラットフォームをCES 2018で公開予定

自動車 テクノロジー ITS
コンチネンタルの自動運転向け新型コンピュータープラットフォーム
コンチネンタルの自動運転向け新型コンピュータープラットフォーム 全 1 枚 拡大写真

コンチネンタルは1月3日、米国ラスベガスで1月9日に開幕するCES2018において、新型の自動運転向けコンピュータープラットフォームを初公開すると発表した。

自動運転は、レーダー、カメラ、LiDAR(ライダー)、地図などのセンサーやその他の入力情報から、大量のデータを生成。そのデータは、個々のセンサーまたは中央制御ユニットのいずれかで処理され、車両周辺の対象物を高精度に把握することを可能にする。

処理および分析されるデータ量が多いほど、より多くの計算能力が必要となる。コンチネンタルの新型の自動運転向けコンピュータープラットフォームは、高い計算能力を備えており、高度な自動運転に対応する。

このプラットフォームは、中央演算処理装置(CPU)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの異機種混在コンピューティングオプションを提供。これにより、自動運転の開発者は、適切な処理エンジン向けに、ソフトウェアを最適化することが可能になるという。

コンチネンタルは2019年までに、高い安全要件を満たす自動運転およびADAS(先進運転支援システム)向けの製品を拡充していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. マツダ『ロードスター』35周年、歴代4モデルのピンバッジを先行販売…8月29日から
  4. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  5. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る