トヨタ社長、「お店が自分の所まで来てくれる」e-パレット…CES 2018プレスカンファレンス

自動車 ビジネス 企業動向
e-パレット(CES 2018)
e-パレット(CES 2018) 全 14 枚 拡大写真
米国ラスベガスで1月9日に開幕したCES2018。トヨタ自動車のプレスカンファレンスには、豊田章男社長が登壇した。

トヨタがCES2018でワールドプレミアしたのが、『e-パレット』コンセプト。モビリティサービス専用の次世代コンパクトEVで、将来、ライドシェアなどでの使用を想定している。

CES2018のプレスカンファレンスにおいて、豊田章男社長が時間を割いたのは、このe-パレット。豊田社長は、「現在は、お店まで行かなくてはならないが、将来はe-パレットによって、お店が自分の所まで来てくれる」とアピールした。

さらに、豊田社長は、「さまざまなe-パレットを1か所に集めることで、医療からエンターテインメントやフェスティバルといった各種サービスのモバイルハブができあがり、ビジネスやコミュニティを簡単に形成できる。また、e-パレットは1日でさまざまな仕様に変えることができる」と、e-Paletteの大きな可能性について言及した。

CES 2018でトヨタは、e-パレット・アライアンスの初期メンバーとして、Amazon、DiDi、マツダ、Pizza Hut、Uberの5社を発表。豊田社長は、「我々はe-パレットなど、現在開発中の多くのモビリティ技術によって、東京2020オリンピック・パラリンピック大会の成功に貢献していきたい」と、意欲を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る