払戻し1月31日まで…磁気式共通カード「パスネット」完全終了へ

鉄道 企業動向
関東圏の鉄道各社局が発売していたパスネットカード。1月31日限りで払戻しも終了する。
関東圏の鉄道各社局が発売していたパスネットカード。1月31日限りで払戻しも終了する。 全 1 枚 拡大写真

関東圏の磁気式共通カード「パスネット」は、1月31日限りで払戻しの取扱いが終了する。2月以降は払い戻しできなくなるため、未使用もしくは残額のあるカードを大量に持っている人は、とくに注意が必要だ。

パスネットは、パスネット協議会に加盟している鉄道各社局の磁気式カードを共通で利用できるシステム。2000年10月からサービスが始まった。当初は関東圏の大手私鉄や帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)、東京都交通局(都営地下鉄)など17社局が参加し、後に新線の開業などにより22社局に拡大した。

しかし、ICカード「PASMO」のサービスが2007年3月から始まったのに伴い、翌2008年1月にはパスネットカードの販売が終了。その後もサービスが順次縮小され、2009年3月までに全ての自動改札機で利用できなくなった。2015年3月には券売機や精算機での利用も終了した。

現在は残額の払戻しのみ受け付けているが、これも今年1月31日限りで終了する。2月1日以降は払い戻しできなくなるため、パスネット協議会は「お早めの払いもどし手続きをお願いいたします」と呼びかけている。払戻しに伴う手数料は不要だ。

《草町義和》

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