新車登録ランキング、出荷停止が響きノート首位ならず 2017年車名別

自動車 ビジネス 国内マーケット
日産ノートe-POWER
日産ノートe-POWER 全 2 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会は1月11日、2017年12月および2017年(1~12月)の乗用車系車名別販売台数ランキングを発表した。

●トヨタ、3度めのトップ3独占 12月

12月の乗用車系車名別販売台数ランキングは、前年同月比4.7%減ながら1万2175台を販売したトヨタ『プリウス』が2か月連続のトップとなった。

2位は同1.8増の1万1660台の『アクア』、昨夏に改良新型モデルを投入した『ヴォクシー』は同6.3%増の7545台で前月の10位から一気に3位へ浮上。トヨタは2017年3度めとなるトップ3独占を果たした。

またトヨタは、5位に『シエンタ』、7位に『カローラ』、8位に『ヴィッツ』、9位に『タンク』、10位に『C-HR』がランクイン。3か月連続で、トップ10中、8台を占めた。

12月の乗用車系車名別販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:プリウス(トヨタ)1万2175台(4.7%減)
2位:アクア(トヨタ)1万1660台(1.8%増)
3位:ヴォクシー(トヨタ)7545台(6.3%増)
4位:ノート(日産)7475台(39.7%減)
5位:シエンタ(トヨタ)7307台(24.2%減)
6位:フィット(ホンダ)7104台(14.2%増)
7位:カローラ(トヨタ)6715台(21.1%増)
8位:ヴィッツ(トヨタ)6619台(28.4%増)
9位:タンク(トヨタ)6458台(8.9%増)
10位:C-HR(トヨタ)6421台(38.0%増)

●プリウス、2年連続のトップ 2017年

年間ランキングでは、トヨタ『プリウス』が前年比35.2%減ながら16万0912台を販売し、2年連続のトップとなった。

9月時点では首位プリウスに約5000台差まで肉薄していた日産『ノート』は、同35.6%増の13万8905台で2位。検査不正問題による出荷停止の影響で10月以降の販売が落ち込んだ。

トヨタではそのほか、3位に『シエンタ』、4位に新型SUV『C-HR』がランクインするなど、昨年に引き続き、トップ10中6台を占めた。

2017年の乗用車系車名別販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:プリウス(トヨタ)16万0912台(35.2%減)
2位:ノート(日産)13万8905台(35.6%増)
3位:アクア(トヨタ)13万1615台(21.8%減)
4位:C-HR(トヨタ)11万7299台
5位:フリード(ホンダ)10万4405台(100.0%増)
6位:フィット(ホンダ)9万7939台(7.3%減)
7位:シエンタ(トヨタ)9万6847台(23.0%減)
8位:ヴィッツ(トヨタ)9万0248台(25.5%増)
9位:ヴォクシー(トヨタ)8万6772台(5.5%減)
10位:セレナ(日産)8万4433台(14.9%増)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る