公道を走行するカートの保安基準を改正…安全対策や視認性向上する装備義務付け 2020年4月から順次

自動車 テクノロジー 安全
公道カートの例 (c) Getty Images
公道カートの例 (c) Getty Images 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、原動機付自転車に区分される、公道を走行するカートの安全性を確保するため、道路運送車両の保安基準などを改正する。

対象は三輪、四輪の原動機付自転車で、2点式または3点式のシートベルト、頭部後傾抑止装置(ヘッドレスト)の装備を義務付ける。かじ取装置が衝撃を吸収する構造とする。車体からタイヤが突出しない構造とする。

また、座席の地上からの高さが500mm未満のカートの視認性を向上するため、地上から1メートルの高さに前後・左右から見ても一定の面積が視認できる構造とする。夜間の視認性を向上するため、尾灯を構造物の最大高さ付近に取り付けることとする。

シートベルト(3点式)、ヘッドレスト、かじ取り装置、回転部分の突出禁止は新車を対象に2021年4月1日から適用する。シートベルト(2点式)、被視認性向上部品や夜間視認性向上の義務付けは新車、使用過程車ともに2020年4月1日から適用する。

一般からの意見を聞いた上で3月下旬に公布・施行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る